"組織決算"の提唱 2
1988年に開通した青函トンネルの火災発生時の避難地点は無人だそうですが・・・
これについて当該消防署長が「避難誘導は乗員2人だけでは無理だ」とするのに対し、JR側は「採算上から人をおくことはできない」と、平然と応えていました。
ある感光材料メーカーの会長は、「フィルムの不良ゼロを目指すよりも、万が一の賠償のほうがコストが安い」と公の席で発言していました。
・・・いったい、ロマンや公器性、社会的責任はどこへ消えてしまったのかと言いたくなります。
企業活動の視点が、金儲けという一点に絞り込まれ、経営がまるで、金銭の飽くなき追求になってしまったかのようです。
大企業の経営者が、ただの利鞘稼ぎという意味の商人の大型にすぎなくなっている例も少なくないようです。
中国語では社長を「総経理」と呼ぶそうですが、まさに、こんな感じになっているのです。
利益なんかどちらでもよいと言っているのではありません。
利益は、重要かつ不可欠なものです。
これなくして企業が生存することはできません。