ブリオメーターによる大気汚染度の測定 2
ブリオメーターによる測定法の手順はつぎのとおりです。
・検体となるコケを植える。
この装置には、どのようなコケでも実験できますが、汚染に対する感度や、貯蔵性のよさ(乾燥に耐える)を考えると、つぎのような種類がいいのです。
ギンゴケ、コモチイトゴケ、ゼニゴケの無性芽、サヤゴケ、コモチイトゴケとサヤゴケは、わりあい日当たりのよい樹皮上に見つかります。
分布も広いので、とくに寒い地方以外では容易に手にはいるでしょう。
ギンゴケはコンクリートのへいの頂部や隅などに、白緑色のかたまりになって生えています。
ゼニゴケは人家のまわりに多いです。
経状体の中にできた無性芽を先の細いピンセットで取り出して使用します。
植えつけは、先の細いピンセットでコケの茎の先のほうを摘み取り、数本を脱脂綿上に並べるだけでいいでしょう。
茎の下のほうで、葉がカッ色になっている部分は除き、野菜 種のような緑色の葉をつけた部分だけを選ぶと、後の観察に都合がいいのです。
ゼニゴケの無性芽は、そのまま脱脂綿上に散らすだけでいいでしょう。